蒼天の拳

蒼天の拳についてお話します

蒼天の拳ストーリーの舞台は、溥儀の時代の中国・上海です。チャイニーズマフィアが絡んでくるお話です。「お前はもう死んでいる」の名セリフも、中国語で出てきます。

北斗の拳のケンシロウは、年齢設定が18~24歳の間くらいだったと思うのですが、蒼天の拳の拳四郎の年齢設定は30歳くらいになっています。大人の世界の拳四郎は、北斗の拳のケンシロウとはキャラが間逆。ストイックで無口だったケンシロウに比べて、2代前の伝承者である拳四郎は、完全お笑いキャラ。全体的に蒼天の拳は、かなりギャグ性の高い漫画に仕上がっていました。北斗しか知らなかった私は、蒼天とのあまりの落差に、ちょっとしたカルチャーショックを受けました。

北斗の拳のケンシロウは、真顔なのに素で面白いキャラでしたが、拳四郎は完全に狙ったギャグキャラと化しています。コスプレが得意で、必要に応じて、日本では大学の教授、中国ではコックさん、翻訳係、ピアノ弾き、人力車引きなど、さまざまな顔を持っています。

北斗の拳では、愛や友情がテーマになっていますが、蒼天の拳のテーマは『朋友』。中国語で“ポンヨウ”です。親友の意味だと思います。この『朋友』の文字入りTシャツは激売れし、現在品薄か完売状態です。蒼天の拳は、第一章まで現在完結していますが、さらに続編があります。おそらく、雑誌『コミックバンチ』で連載されているのではないかと思います。

蒼天の拳の主要人物は「ハン」。拳四郎の朋友であり、上海マフィアのトップです。そして、拳四郎には婚約者がいますが、それがそのハンの妹、ギョクレイです。ユリアに激似です。 拳四郎は、結婚式の直前に、理由あってギョクレイの前から姿を消し、日本に帰国します。日本では拳四郎は大学教授の職に就いていますが、ハンとギョクレイが殺されたという知らせを受けて、復讐のため、上海に戻るところから、蒼天の拳ストーリーは始まります。