北斗の拳外伝

北斗の拳外伝についてお話します

北斗の拳には、キャラごとに、TVアニメやOVA、映画による外伝があります。 外伝では、本編に出てこなかったキャラクターや、思いがけない秘話、会話などが折り込まれ、ラオウのイメージが180度覆るほどの新事実が描かれています。

北斗の拳本編では、ラオウは恐怖で乱世を治める鬼のような悪者寄りの存在でしたが、外伝でのラオウは心の優しい人でした。ラオウは、乱れきった暴力の世を治めるには、自分が鬼となり悪者になるしかない、ということで、やむを得ず恐怖政治の道を選んだというわけです。

アニメ『北斗の拳外伝~天の覇王』では、少年期のラオウには親友と呼べる仲間も居ました。強者の孤独、というイメージはまったくなく、むしろ初期の方ではほのぼのと、仲間とともに乱れた世紀末覇者を目指すというストーリー展開。ラオウを慕う女性の存在もありました。結局ユリアは手に入れられませんでしたが、実はラオウには「リュウ」という名の実子がおり、その子が北斗神拳の伝承者となることをケンシロウが決定しています。

ユリア外伝では、ユリアがケンシロウの子供を身籠るシーンが登場します。ただ、ケンシロウの子供は、北斗の歴史を語り継ぐ宿命の子という設定で、伝承者にはならない、ということを、生前のユリアが語っています。血で血を洗う伝承者争いは、ケンシロウの時代で終わった、ということです。

外伝シリーズには、ラオウ外伝、ユリア外伝、ケンシロウ外伝、トキ外伝があります。 個人的には北斗サイドだけでなく、南斗聖拳サイドの外伝も観たいところですが、原先生も武論尊先生もご多忙の身なので、この作品ばかりにかかっていられないのだと思います。今出ている外伝以外で観てみたいのは、シン外伝、ユダ外伝、レイ外伝、サウザー外伝です。

なぜかジャギだけは、北斗の家系図にも表れておらず、北斗4兄弟の中でも唯一外伝が作られていません。ジャギは100%邪悪キャラとして描かれているので、あまりにも適当な扱いで、ちょっと気の毒な感じがしないでもないです。